学会概要
認知症学会とは
日本認知症学会は1982年に設立され、2005年に現在の名称に変更いたしました。認知症に関連する臨床および基礎の諸分野の科学的研究の進歩発展をはかり、その成果を社会に還元することを目的として、学術集会開催、学会誌発行等を行っています。
理事長挨拶

このたび、2025年11月の理事会にて、岩坪 威・前代表理事の後任として本学会の代表理事を拝命いたしました。日本認知症学会は1982年(昭和57年)に発足し、すでに45年の歴史を積み重ねてきました。先達の先見性と献身的なご努力により、本学会は黎明期からめざましい成長を遂げてきており、国内外で重要な地位を確立しています。現在、会員数は6,503名(2025年現在)を数え、その規模は年々拡大しています。このような歴史と伝統のある本学会の代表理事を拝命したことは身に余る光栄であり、その重責に身の引き締まる思いでおります。
本学会のミッションは、わが国の認知症医療の向上・増進に寄与する科学的エビデンスの創出と、それに基づく実践と政策への提言、そして、それらを通じた人材育成にあります。本学会は17の委員会を設置し、これまで、1)認知症に関する人材育成、2)認知症研究の推進、3)認知症診療の向上、4)政策への提言・要望、5)ダイバシティー・インクルージョンの拡充、6)若手研究者支援、7)国際化推進 などを行ってきました。本学会が今後も発展を続けるためには、未来を見据えた中長期的な計画を積極的に策定して実行していくことが重要と考えています。
わが国では認知症基本法が策定され、共生社会の構築に向けた様々な取り組みが行われています。認知症基本理念には、認知症の人が尊厳を保持し自らの意思で生活できること、適切な医療や支援サービスの提供、家族を含めた地域でのサポート、国民の理解促進、研究開発の推進などが含まれます。本学会は、他の認知症関連学会および関連団体と連携体制を築き、共生社会の構築に向けた認知症施策推進基本計画の推進に本学会は尽力します。
会員の皆様にとって、魅力ある活躍の場として本学会が存在するとともに、学会活動を通じて会員の皆様や認知症の人とそのご家族、国民の健康長寿に貢献してゆけるよう尽力します。多様な立場からの多彩な知が集い、互いに学び合い、支え合いながら相互理解が本学会において深まっていくような、開かれた場となることを目指します。会員、代議員、理事、監事の皆様のご意見に耳を傾けながら、理事長としての責務に取り組む所存です。本学会へのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。
日本認知症学会 代表理事
池内 健



