日本認知症学会

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アルツハイマー病の血液バイオマーカーによる早期診断の可能性

東京大学の岩坪威教授らの研究グループが、アルツハイマー病の症状が出ていない人の血液から、脳内の変化を高精度で推定する手法を開発しました。J-TRC研究から、血漿リン酸化タウ217とAβを組み合わせることにより、認知症でない方の脳アミロイドPET結果を高い精度で予測可能であることが示されました。下記の国際医学誌に掲載されています。

  • Niimi Y et al. Combining plasma Aβ and p-tau217 improves detection of brain amyloid in non-demented elderly. Alzheimers Res Ther 16: 115, 2024. doi: 10.1186/s13195-024-01469-w.