第18回 日本痴呆学会 プログラム

会期:1999年10月7日(木) 〜 8日(金)
会場:熊本市産業文化会館

第1日目 10月7日(木)

<A会場>
AM8:50-AM9:00 開会の辞 会長 宮川太平(熊本大学医学部)

AM9:00-AM10:00 セッション1- Aβ
         座長:玉岡 晃 (筑波大学臨床医学系)

A-1. Alzheimer病におけるgalectin-3の発現
    城野匡1,木村武実1,小野常彦1,堀内正公2,宮川太平1
    1熊本大学医学部神経精神医学,2生化学第二

A-2. AmyloidβはミクログリアのPKC-δキナーゼを介して,MARCKSの細胞内
   トランスロケーションをおこす
    中井真通1,谷向知1,八木敬子2,斎藤尚亮2,山本秀幸3,宮本英七3,
    長谷川浩史1,谷口泰造1,寺島明1,川又敏男1,三好功峰1,田中千賀子1
    1兵庫県立高齢者脳機能研究センター,2神戸大学バイオシグナル研究所,
               3熊本大学医学部第一薬理

A-3. MAPキナーゼカスケードを介したAmyloidβによるMARCKSのリン酸化の検討
    長谷川浩史1,中井真通1,谷向知1,谷口泰造1,寺島明1,川又敏男1,
    福永浩司2, 宮本英七2,向井秀幸3,小野功貴4,三好功峰1,田中千賀子1
    1兵庫県立高齢者脳機能研究センター,2熊本大学医学部第一薬理,
    3神戸大学自然科学,4神戸大学理学部生物

A-4. Regulation of secreted Aβafter LICl2 treatment on the transfected cells
    X. Sun1, O. Murayama1, S. Satoh1, H. Yamaguchi2,  A. Takashima1
    1Laboratory for Alzheimer's disease, Brain Science Institute of RIKEN,  
    2Gunma University School of Medicine

A-5. βアミロイド蛋白によるMAP1Bの発現誘導とそのリン酸化
    内田洋子
    東京都老人総合研究所神経病理

A-6. ヒト脳におけるアミロイドβ蛋白質の沈着開始
    森島真帆1,大島典子1,2,井原康夫1,2
    1東京大学大学院医学系研究科脳神経医学神経病理学,2CREST

AM10:00-PM0:00 シンポジウム(S1)
 タウの変異と神経変性のメカニズム
 オーガナイザー:長谷川成人(東京大学薬学系研究科)
         森 啓(大阪市立大学医学部)       

S1-1. タウオパチー研究に望んでいること                 
    森 啓(大阪市立大学医学部)
S1-2. タウオパチーの細胞病理
    池田研二(東京都精神医学総合研究所)     
S1-3. 主要なタウオパチーの神経病理    
    有馬邦正(東京都精神医学総合研究所)    
S1-4. タウオパチーの細胞モデル
    山崎恒夫(東京大学医学部)         
S1-5. タウの変異と機能,発現変化 
    長谷川成人(東京大学薬学系研究科)          

PM0:00-PM1:00 昼 食

PM0:10-PM0:50 評議員会(第5会議室)

PM1:00-PM1:15 総 会

PM1:20-PM4:20 シンポジウム(S2)
 アルツハイマー病発症の分子機構:プレセニリン変異とアミロイド沈着
 オーガナイザー:高島明彦(理化学研究所脳科学研究センター)

S2-1. 超微形態からみたβアミロイド沈着機構    
     山口晴保(群馬大学医学部)         
S2-2. アミロイドペプチドは脳実質内ではどのように分解されるか? 
     西道隆臣(理化学研究所脳科学研究センター) 
S2-3. Seeding amyloid b-protein: そのコレステロール依存性と病的意義について
     柳澤勝彦(国立長寿医療研究センター)      
S2-4. プレセニリン変異とアミロイド沈着
     岩坪 威(東京大学薬学系研究科)        
S2-5. プレセニリン機能とプレセニリン変異動物
     武田雅俊(大阪大学医学部)         
S2-6. プレセニリン変異と神経細胞死
     田平 武(国立精神神経センター) 

PM4:25-PM5:05 セッション2- プレセニリン
         座長:武田雅俊 (大阪大学医学部)

A-7. アルツハイマー病におけるPS-1及びJNK3の生理的役割
    佐藤慎二1,孫小燕1,村山洋1,榊佳之2,高島明彦1
    1理研・脳科学・アルツハイマー病研究チーム,2東大医科研・ヒトゲノム

A-8. 脳膜画分のプレセニリン1およびアルツハイマーアミロイド前駆体タンパク
    亀谷富由樹1,田中喜久子1,関島良樹1,徳田隆彦2,池田修一2,森 啓3
    1東京都精神医学総合研究所,2信州大学医学部,3大阪市立大学医学部

A-9. プレセニリン2のプロセシングとAβ42産生
    城谷圭朗*,高橋慶吉,荒木亘,田平武
    国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第6部
    *現理化学研究所脳科学総合研究センター神経蛋白制御研究チーム

A-10. アルツハイマー病におけるアポトーシス調節分子の変動 
   −加齢変化との関連−
    下濱俊1,澤田秀幸1,谷口隆之2,谷野浩子2,藤本貞毅2
    1京都大学医学部神経内科,2京都薬科大学

PM5:05-PM5:45 セッション3- モデル
         座長:田平 武 (国立精神神経センター)

A-11. 軸索形成期におけるアルミニウムの軸索輸送への影響
    柏木雄次郎,中村祐,武田雅俊
    大阪大学大学院神経機能医学講座・精神医学

A-12. プレセニリン変異ノックインマウス神経細胞の脆弱性について
    工藤喬1,今泉和則2,4,谷向仁1,中野有香1,3,神野由華1,片山泰一2,4,
    竹田潤二3,遠山正彌2,武田雅俊1
    1大阪大学大学院医学系研究科生体統合医学神経機能医学,
    2情報伝達医学機能形態学,3社会医学社会環境医学,4田辺製薬創薬研究所

A-13. PSIノックインマウスの組織学的検討について
    谷向仁1,工藤喬1,中野有香2,近藤玄2,竹田潤二2,武田雅俊1
    1大阪大学大学院医学系研究科生体統合医学神経機能医学講座精神医学,
    2修士環境医学

A-14. P8系老化促進マウスの中隔コリン神経に対する[Ala16]aFGF(1-29) の
    栄養因子効果
    遠山育夫1,佐々木和男2,大村裕3,木村宏1
    1滋賀医科大学分子神経科学研究センター
    2富山大学工学部,3日本臓器生物活性科学研

PM5:45-PM6:25 セッション4- α-シヌクレイン
         座長:岩坪 威 (東京大学薬学系研究科)

A-15. アルツハイマー病脳における神経原線維変化形成を伴う
      α-シヌクレイン陽性神経細胞の検討
    丸井和美1,井関栄三1,小阪憲司1,上田健治2
    1横浜市立大学医学部精神医学教室, 
    2東京都精神医学総合研究所神経化学研究部門

 A-16. α-synucleinとtauとの関連   
    −parkinsonism dementia complexの 扁桃核における観察− 
    山崎峰雄1,2,3,新井裕至2,岩坪威4,森 修5,片山泰朗2,小柳清光1
    1東京都神経科学総合研究所神経病理学研究部門,
    2日本医科大学第二内科,3初石病院神経内科,
    4東京大学大学院薬学系研究科臨床薬学,5日本医科大学第二病理

A-17. α-シヌクレインの代謝動態と遺伝子変異の病因的役割
    竹橋正則,間藤尚美,田中静吾,上田國寛
    京都大学化学研究所生体反応設計

A-18. 老人斑アミロイドの形成におけるNACの役割 
   −Aβ蛋白との相互作用と神経細胞障害− 
    田中静吾,竹橋正則,間藤尚美,上田國寛
    京都大学化学研究所生体反応設計

PM6:25-PM6:45  休 憩

PM6:45-       懇親会

<B会場>
AM9:00-AM10:00 セッション1- タウ (1)
         座長:池田研二 (東京都精神医学総合研究所)

B-1. Frontotemporal dementia −tau陽性細胞の超微形態−
    高松淳一1,桂木正一1,木村武実2,保田稔3,長谷川成人4
    1国立療養所菊池病院臨床研究部,2熊本大学医学部神経精神科,
    3兵庫県立高齢者脳機能研究センター,4東京大学大学院薬学系研究科

B-2. タウ陽性神経細胞の線維形成性   
   −Thiazin Redと蛍光二重染色による検討−
    内原俊記1,土谷邦秋2,中村綾子1,近藤ひろみ3,森 修4,山崎峰雄5,
    池田研二3
    1東京都神経科学総合研究所神経病理,2都立松沢病院検査科,
    3東京都精神医学総合研究所神経病理,4日本医大第二病理,
    5初石病院内科

B-3. 百歳老人脳におけるargyrophilic grainの病理学的検討
    橋詰良夫1,吉田眞理1,許二赫1,稲垣俊明2
    1愛知医科大学加齢医学研究所, 2名古屋市厚生院内科  

B-4. Ghost tangleは処理される  
   −グアム島パーキンソン痴呆症の海馬CA1における観察−
    小柳清光1,河上江美子1,山崎峰雄1,2,3,
    1東京都神経科学総合研究所神経病理学研究部門,
    2日本医科大学第二内科,3初石病院神経内科

B-5. 皮質基底核変性症患者脳のtau isoformの検討
    新井哲明1,池田研二1,秋山治彦1,鹿本泰生2,土屋邦秋3,柳下三郎4 
    1東京都精神医学総合研究所,2明治薬科大学,3都立松沢病院,
    4神奈川県総合リハビリテーションセンター

B-6. 石灰沈着を伴うびまん性神経原線維変化病の基底核病変分布
   −5剖検例の神経病理学的研究−
    土谷邦秋1,2,中山宏3,羽賀千恵2,新井哲明2,入谷修司4,池田研二2
    1都立松沢病院検査科,2都精神研神経病理,
    3都立神経病院神経精神科,4都立松沢病院精神科

PM0:00-PM1:00 昼 食

PM4:25-PM5:35 セッション2- タウ (2)
         座長:石黒幸一 (三菱化学生命科学研究所)

B-7. タウ蛋白リン酸化に及ぼすPKNの影響
    谷口泰造1,川又敏男1,向井秀幸2,北川道憲3,長谷川浩史1,保田稔1,
    中井真通1,寺島明1,谷向知1,小野功貴3,三好功峰1,田中千賀子1
    1兵庫県立高齢者脳機能研究センター, 2神戸大学大学院自然科学,
    3神戸大学理学部生物学
        
B-8. アポトーシスに関連するタウ蛋白のリン酸化制御について
    田中稔久,辻尾一郎,武田雅俊
    大阪大学神経機能医学講座・精神医学

B-9. 変異タウ蛋白の細胞内動態
    高島明彦,村山美由紀,朴正美,佐藤慎二, 孫小燕,村山洋
    理研・脳科学総合研究センター・アルツハイマー病研究チーム

B-10. タウ結合タンパク質の検索
    村山 洋,村山美由紀,孫小燕,佐藤慎二,高島明彦 
    理研・脳科学総合研究センター・アルツハイマー病研究チーム

B-11. FTDP-17におけるリン酸化・脱リン酸化酵素の免疫組織化学的検討
    飯島正明1,田平武2,糸賀基1,三浦星治1
    1島根医科大学精神科,
    2国立精神神経センター神経研究所疾病研究第六部

B-12. 前側頭葉型痴呆(FTD)におけるタウ遺伝子異常の検索
    武久康1,氏家寛1,石津秀樹1,寺田整司1,原口俊1,藤澤嘉勝2 ,
    佐々木健2,黒田重利1
    1岡山大学医学部神経精神科, 2きのこエスポアール病院
         
B-13. アルツハイマー病神経原線維変化を構成するPHFtauとアルミニウムの結合
    辛龍雲,村本環,北本哲之
    東北大学医学部病態神経

PM5:35-PM6:25 セッション3- 非アルツハイマー病
         座長:土谷邦秋 (東京都立松沢病院)

B-14. 前頭葉症状を示しCorticobasal  degenerationの初期と考えられた一症例
    原口俊1,石津秀樹1,寺田整司1,武久康1,西中哲也1,黒田重利1,
    中島良彦2
    1岡山大学医学部神経精神科,2山陽病院

B-15. 痴呆を伴う筋萎縮性側索硬化症(ALS-D)の臨床病理学的スペクトラムと
      鑑別疾患
    吉田眞理,橋詰良夫
    愛知医科大学加齢医科学研究所

B-16. クモ膜下出血後にピック病の臨床経過を呈した1症例
   江原嵩
   神戸市立中央市民病院精神神経科

B-17. Pick病の黒質病変の再検討
    石津秀樹1,小田輝幸2,黒田重利1,原口俊1,寺田整司1,西中哲也1,3,
    河本泰信1,3
    1岡山大学神経精神科,2高梁病院,3県立岡山病院

B-18. びまん性レビー小体病の臨床病理学的研究 
   −早発型と晩発型の提唱−
   池田智昭1,辰巳格2,山本孝之3,小阪憲司4
   1茂原神経科病院,2東京都老人総合研究所,3福祉村病院,
   4横浜市立大学医学部精神科


第2日目 10月8日(金)

<A会場>
AM9:00-AM9:50 セッション4- ApoE
         座長:道川 誠 (国立長寿医療研究センター)

A-19. 百寿者の認知機能におよぼすアポE多型性,栄養状態の影響について
    新井康通,広瀬信義
    慶応義塾大学医学部老年科

A-20. アルツハイマー病における記憶障害,発症年齢とApoEε4遺伝子との関係
    今村徹,博野信次,保田稔,藤森美里,橋本衛,谷向知,数井裕光,
    埴原秋児,森悦朗
    兵庫県立高齢者脳機能研究センター

A-21. Alzheimer病における大脳白質病変とApoEアイソフォルムとの関連
    澤田秀幸1,宇高不可思2,和泉唯信3,川上秀史3,中村重信3,亀山正邦2
    1京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座臨床神経学(神経内科),
    2住友病院神経内科,3広島大学第三内科

A-22. 孤発性アルツハイマー病 (AD) 脳におけるアポリポ蛋白E (アポE) mRNA
     発現の検討
    山形薫,浦上克哉,足立芳樹,中島健二
    鳥取大学医学部脳神経内科

A-23. アルツハイマー病脳における脂質過酸化とアミロイドβ蛋白やAPOE遺伝子型との
   相関
    玉岡晃1,宮武史子1,松野佐好子1,石井一弘1,庄司進一1,佐原成彦2,
    森 啓2
    1筑波大学臨床医学系神経内科,
    2大阪市大医学部老年医学研究部門脳・神経系分野


AM9:50-PM11:50 シンポジウム(S3)
 アルツハイマー病研究の事始め
 オーガナイザー:井原康夫(東京大学医学系研究科)

S3-1. アルツハイマー病の病態神経化学研究の黎明期    
  西村 健(甲子園大学人間文化学部)         
S3-2. PHF研究から得られた教訓 
  井原康夫(東京大学医学系研究科) 
S3-3. 私とアルツハイマー病
  今掘和友(三菱化学生命科学研究所)      

AM11:50-PM0:50 昼 食

PM0:50-PM1:40 会長講演 座長:井原康夫(東京大学医学系研究科)

PM1:40-PM2:40 特別講演 座長:宮川太平(熊本大学医学部)

PM2:45-PM4:05 セッション5- 遺伝子
         座長:浦上克哉 (鳥取大学医学部)

A-24. 日本人及び英国人Alzheimer病患者におけるα2-macroglobulin遺伝子(A2M)
    多型の検討
    北村健,川上秀史,田路浩正,中村重信
    広島大学第三内科

A-25. α2-macroglobulin遺伝子多型と孤発性Alzheimer病およびAlzheimer型
    神経病理変化との関連
    袖山信幸1,2,山田正仁1,伊藤嘉憲4,末松直美4,松下正明5,大友英一3,
    水澤英洋1
    1東京医科歯科大神経内科,2関東中央病院第六内科,3浴風会病院内科,
    4浴風会病院病理,5東京都精神医学総合研究所

A-26. 孤発性アルツハイマー病とα2マクログロブリン遺伝子の関連について
    柴田展人1,大沼徹1,高橋正1,大塚恵美子2,植木彰2,新井平伊1
    1順天堂大学医学部精神医学,2自治医科大学附属大宮医療センター神経内科

A-27. アルツハイマー病におけるミトコンドリア酵素遺伝子多型との関連
    紙野晃人1,三木哲郎2,今川正樹3,山本秀樹4,米田博5,植木彰6,
    大田成男1
    1日本医科大学老人病研究所生化学部門,2愛媛大学医学部老人科,
    3兵庫県立尼崎病院精神科,4大阪市立弘済院附属病院内科,
    5大阪医科大学精神科,  6自治医科大学附属大宮医療センター

A-28. アルツハイマー型痴呆症におけるEstrogen receptor β exon 4多型の検討
    湧谷陽介,和田健二,浦上克哉,中島健二
    鳥取大学医学部脳神経内科

A-29. 神経原線維変化型老年痴呆に関する研究  
   −海馬領域病変およびタウ遺伝子の検討−
    山田正仁1,伊藤嘉憲2,神山信幸1,末松直美2,大友英一2,松下正明3,
    水澤英洋1
    1東京医科歯科大学神経内科,2浴風会病院,3東京都精神医学総合研究所

A-30. Butyrylcholinesterase K variantとレビー小体を伴なう痴呆との関連
    谷向知,保田稔,今村徹,博野信次,橋本衛, 数井裕光,埴原秋児,
    森悦朗,三好功峰,田中千賀子
    兵庫県立高齢者脳機能研究センター

A-31. CADASIL様症状を呈する家族性白質脳症家系におけるNotch3遺伝子変異解析
    小鳥居聡1,高橋慶吉1,上村光平1,宇山英一郎2,内野誠2,末永章人3,
    山田治来4,田平武1
    1国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第六部,
    2熊本大学医学部神経内科,3北九州市立八幡病院,
    4川崎医科大学神経内科

PM4:05-PM4:45 セッション6- 画像
         座長:長田 乾 (秋田県立脳血管研究センター)

A-32. Leuko-araiosisの新しい危険因子 −血小板凝集能亢進症−
    藤田稠清
    石川病院先進画像医療研究所

A-33. 血小板凝集能亢進とLeuko-araiosis
      −ビンスワンガー型痴呆と 1)アルツハイマー型痴呆, 2)健常者との比較−
    藤田稠清
    石川病院先進画像医療研究所

A-34. アルツハイマー型痴呆と血管性痴呆における脳循環予備能の比較
    長田乾1,佐藤美佳1,水戸泰紀1,渡引康公1,佐藤雄一1,平田温1,
    畑澤順1,松岡成明2,横山絵里子3
    1秋田県立脳血管研究センター,2昭和病院,
    3秋田県立リハビリ精神医療センター

A-35. 海馬のmagnetization transfer imagingはアルツハイマー病の特徴的な
    画像診断となりうるか?
    浅野哲一,羽生春夫,桜井博文,高崎優
    東京医科大学老年科

     閉会の辞 会長 宮川太平 (熊本大学医学部)

<B会場>
AM9:00-AM9:50 セッション4- 免疫組織化学
         座長:秋山治彦 (東京都精神医学総合研究所)

B-19. アルツハイマー神経原線維変化とRabaptin-5の関連について
    川又敏男1,向井秀幸2,谷口泰造1,長谷川浩史1,寺島明1,保田稔1,
    中井真通1,谷向知1,小野功貴3,三好功峰1,田中千賀子1
    1兵庫県立高齢者脳機能研究センター,2神戸大学大学院自然科学,
    3神戸大学理学部生物学

B-20. アルツハイマー病海馬におけるNMDAR1の免疫組織化学的検討
    水上勝義,白石博康
    筑波大学臨床医学系精神神経科

B-21. アルツハイマー病脳におけるRNAの酸化的修飾に関する
    免疫組織化学的検討
    布村明彦1,2,千葉茂1,Mark A . Smith2 ,  George Perry2
    1旭川医大精神医学
    2Institute of Pathology,  Case Western Reserve University,  USA

B-22. アルツハイマー病におけるC5a受容体陽性アストロサイトの役割
    高橋三津雄1,山田達夫1,阿部正義2, 山本孝之3,岡田秀親4
    1福岡大学医学部内科・健康管理科 ,2同薬理学,
    3福祉村病院,4名市大分子医学研究所生体高分子

B-23. アルツハイマー病脳組織におけるT細胞の検討
    都甲崇1,2,秋山治彦1,池田研二1,近藤ひろみ1,井関栄三2,小坂憲司2
    1都精神研神経病理,2横浜市大医学部精神科

AM11:50-PM0:50 昼 食

PM2:45-PM3:25 セッション5- 臨床
         座長:深津 亮 (埼玉医科大学)

B-24. 老年期痴呆患者の拒食治療(カロリーシフト)法における問題点
    清原龍夫
    三和病院

B-25. せん妄に対するクロミプラミンの効果
    長谷川雄介1,谷井靖之2,河合義治1,倉知正佳3
    1富山県立中央病院精神科,2富山赤十字病院高齢心療科,
    3富山医科薬科大学精神神経科

B-26. 超高齢痴呆の臨床症状
    堀宏治1,2,稲田俊也2,織田辰郎1,富永格1,寺元弘1
    1国立下総療養所,  2精神神経センター精神保健研究所

B-27. 痴呆性高齢者のQOL評価
    寺田整司1,石津秀樹1,原口俊1,武久康1,西中哲也1,藤田大輔1,
    佐々木健2,黒田重利1
    1岡山大学医学部神経精神科,2きのこエスポアール病院


PM3:25-PM4:05 セッション6- 治療・診断 (1)
         座長:小阪憲司 (横浜市立大学医学部)

B-28. アルツハイマー病における認知障害の経時的変化  
   −WAIS-R,WMS-R,WABを用いた検討−
    藤森美里,今村徹,博野信次,橋本衛,谷向知,数井裕光,埴原秋児,
    高月容子,保田稔,森悦朗
    兵庫県立高齢者脳機能研究センター

B-29. 老人性痴呆症の予後判定について  
   −定量脳波分析とα1-antichymotrypsin  (α1-ACT)を用いての検討−
    木村伸
    大宮医師会市民病院脳神経外科

B-30. 鉄剤服用前のAD患者と老年期うつ病患者の血清中ferritin値の比較
    今川正樹
    兵庫県立尼崎病院精神科

B-31. アルツハイマー病の治療・予防に対するエイコサペント酸エチル製剤の有用性 
    大塚美恵子,植木彰
    自治医科大学附属大宮医療センター神経内科

PM4:05-PM4:45 セッション7- 治療・診断 (2)
         座長:東海林幹夫 (群馬大学医学部)

B-32. 痴呆性疾患髄液中のラミニン動態の解析  
   −アルツハイマー病と脳血管性痴呆を中心に−
    松田一典,田代謙一郎,林要人,三山吉夫
    宮崎医科大学精神科

B-33. Alzheimer病の脳脊髄液マーカーの検討
    東海林幹夫1,金井光康1,静雅美1,松原悦朗1,針谷康夫1,岡本幸市1,
    平井俊策2
    1群馬大学医学部神経内科,2都立神経病院

B-34. 脳脊髄液タウのリン酸化の検出によるアルツハイマー病診断法の改良
    石黒幸一1,大野英人1,佐藤一紀1,安武かおり1,伊藤伸朗2,今川正樹3,
    浦上克哉4,荒井啓行3
    1三菱化学生命科学研究所,2東北大学医学部,3尼崎病院,
    4鳥取大学医学部

B-35. 皮質基底核変性症と進行性核上性麻痺における髄液中タウ蛋白の
     診断的意義
    浦上克哉,和田健二,涌谷陽介,池田和幸,山形薫,古和久典,
    竹島多賀夫,中島健二
    鳥取大学医学部脳神経内科