第17回 日本痴呆学会 プログラム

平成10101日(木)、2日(金)
アルカディア市ヶ谷
〒102-0073  東京都千代田区九段北4丁目225TEL03-3261-9921

会長 井原康夫
(東京大学大学院医学系研究科神経病理学)

第17回日本痴呆学会事務局
東京大学大学院医学系研究科神経病理学
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
電話:03-3812-2111 内線3543
FAX 03-5800-6854


目次

会場案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
学会参加者へのお知らせ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
学会日程表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
プログラム ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
一般演題、シンポジウム抄録 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
学会開催記録 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


学会参加者へのお知らせ

1.参加者の登録
  101日(木)午前830分から、アルカディア市ヶ谷3階「富士」の前にて
   行います。学会参加費は 5,000円、懇親会参加費は 3,000 円です。領収書
   付き参加証をお渡しいたしますので、必ず胸にお付け下さい。当日のみの参
   加も受け付けます。

2.抄録集(Dementia Japan 2)
  会場でも販売いたしますが(2,000円)、部数に限りがございますので、会員
   の方は必ずご持参下さい。

3.理事会
  日時:平成 10  9  30 日(水)午後 6 時〜午後 8 時
  場所:アルカディア市ヶ谷(穂高)

4.評議会
  日時:平成10101日(木)午後 0  20 分〜午後 1  00 分 
  場所:アルカディア市ヶ谷(穂高)

5.総会
  日時:平成10102日(金)午後 1  5 分〜午後 1  20 分
  場所:アルカディア市ヶ谷( A 会場)

6.演者へのお知らせ
6-1.口演時間
  口演は1題につき8分、討議は2分です。時間を厳守して下さい。
6-2.口演スライド
  スライドは1演題につき15枚以内とします(厳守して下さい)。口演 1 時間
  前までに会場入り口のスライド受付にご持参いただき、用意してあるスライ
  ドホルダーに入れて試写をして下さい。会場ではプロジェクターは1台のみ
  使用可です。口演後はスライド受付でご自分のスライドをお受け取り下さい。

7.懇親会のお知らせ
  平成10101日(木)午後 6  40 分よりアルカディア市ヶ谷「富士」に
  て懇親会を行います。参加費は3,000円です。どうぞふるってご参加下さい。


学会日程表

●第1日目● 101日(木)

〈A会場〉
AM9:009:05  開会の辞  会長 井原康夫(東京大学医学系研究科)

AM9:0510:35   セッション1- Presenilin
			座長:田平 武(国立精神・神経センター神経研究所)
			座長:高島 明彦(理研脳科学研究センター)

AM10:45PM 0:15 セッション2-Aβ
			座長:東海林  幹夫(群馬大学医学部)
			座長:玉岡 晃(筑波大学臨床医学系)

PM0:20-PM1:00  評議会(穂高)

PM1:05PM 1:20 総 会 (A 会場)

PM 1:20PM2:30 セッション3-Aβ
			座長:西道 隆臣(理研脳科学研究センター)

PM2:35PM3:10  会長講演       座長:宮川 太平(熊本大学医学部)

PM3:25PM6:00  シンポジウム(S1)オーガナイザー:柳澤勝彦

PM6:40〜         懇親会 

〈B会場〉
AM9:0510:35  セッション1-画像/病理
			座長:葛原 茂樹(三重大学医学部)
			座長:秋山 治彦 (東京都精神医学総合研究所)

AM10:45PM0:15 セッション2-病理
			座長:池田 研二 (東京都精神医学総合研究所)
			座長:水澤英洋(東京医科歯科大学)

PM0:20-PM1:00  評議会(穂高)

PM1:05PM1:20  総 会 (A 会場)

PM 1:20PM2:30 セッション3-レビー小体病
			座長:岩坪  (東京大学薬学系研究科)

       
●第2日目●  102日(金)

〈A会場〉
AM9:00AM10:40 セッション4-Tau
			座長:石黒 幸一(三菱化学生命科学研究所)
			座長:武田 雅俊(大阪大学医学部)

AM10:50PM 0:30  セッション5-遺伝
			座長:三木哲郎(愛媛大学医学部)
			座長:田中静吾(京都大学化学研究所)

PM 1:20PM 2:05 セッション6-遺伝 /ApoE
			座長:道川誠(国立長寿医療研究センター)

PM 2:10PM 4:05 シンポジウム(S2)オーガナイザー:植木 彰

PM 4:20PM 6:50 シンポジウム(S3)オーガナイザー:森 啓

閉会の辞	会長 井原康夫(東京大学医学系研究科)

〈B会場〉
AM 9:00AM10:40   セッション 4- 臨床
			座長:荒井 啓行(東北大学医学部)
			座長:深津 亮(札幌医科大学医学部) 

AM10:50PM 0:30  セッション5-その他
			座長:浦上 克哉(鳥取大学医学部)
			座長:下濱 俊(京都大学医学部)

PM 1:20PM 2:05     セッション6 - 動物モデル
			座長:辛 龍雲(東北大学医学部)



第17回日本痴呆学会 プログラム


●第1日目● 101日(木)

〈A会場〉

AM9:009:05  開会の辞  会長 井原康夫(東京大学医学系研究科)

AM9:0510:35    セッション1- Presenilin

			座長:田平 武(国立精神・神経センター)

A-1. アルツハイマー病原因遺伝子プレセニリン1Aβアミロイド前駆体タンパクの
   代謝に与える影響  						
   都精神研分子生物1)、大阪市大脳神経系2)
   ◯亀谷富由樹1)、田中喜久子1)、宇佐美美穂子1)、佐原成彦1)、
   森啓1,2A-2. プレセニリン-1ミスセンス変異のアミロイド前駆体タンパク質の代謝に及ぼす
   影響   							
   理研脳科学研究センター
   ◯村山 洋、本田利幸、村山美由紀、孫小燕、高島明彦

A-3. アルツハイマー病の原因遺伝子プレセニリン1とβ-Cateninの結合
   理研脳科学研究センター
   ◯村山美由紀、村山洋、孫小燕、本田利幸、二本松尚美、高島明彦

A-4. 全長プレセニリン1は核膜に局在する。C末フラグメント特異的抗体の作製
   と応用      
   理研脳科学研究センター
   ◯本多利幸、村山 洋、高島明彦

			座長:高島 明彦(理研脳科学研究センター)

A-5. アルツハイマー病患者脳におけるPresenilin-1の局在と存在様式
   群大神経内科1)、都神経病院2)
   ◯冨所康志1)、石黒幸司1)、井桁之総1)、松原悦郎1)、針谷康夫1)、
   東海林幹夫1)、平井俊策2)、岡本幸市1A-6. アルツハイマー型痴呆を伴うダウン症候群におけるプレセニリン1の発現様
   式についての検討    
   豊科赤十字病院神経内科1)、都精神研分子生物2)、信大三内3)
   ◯関島良樹1)亀谷富由樹2)、田中喜久子2)、森 啓2)、徳田隆彦3)、
   池田修一3A-7. ダウン症候群におけるPresenilin-1遺伝子発現の解析
   鳥取大脳神経内科
   ◯池田和幸、浦上克哉、和田健二、涌谷陽介、紀 勇、足立芳樹、中島健二

A-8. 変異プレセニリン1発現細胞のストレス反応について
   阪大精神医学
   ◯工藤 喬、谷向 仁、武田雅俊

AM10:35AM10:45    休憩

AM10:45PM 0:15  セッション2-Aβ

			 座長:東海林  幹夫(群馬大学医学部)

A-9. 海馬神経組織におけるβアミロイド蛋白質による一酸化窒素(NO)の誘導と
   神経細胞毒性
   熊本大神経精神医学1)、同微生物2)、同薬理第一3)
   ◯小野常彦1)、赤池孝章2)、木村武実1)、藤瀬 昇1)、宮本英七3)、
   宮川太平1A-10. Aβによるニューロン死の過程で発現誘導される遺伝子の探索
   都老人研神経病理
   ◯内田洋子

A-11. アミロイドβ蛋白(Aβ)は細胞内で Triton X-100 不溶性画分にも存在する 
   東大神経病理
   ◯森島 真帆、井原康夫

A-12. 特異なアミロイドβ蛋白産生におけるコレステロール依存性
   国立長寿研1)、ペプチド研究所2)、Laboratory for Mass Spectrometry, 
   Rockefeller University, U.S.A3)、Central Institute for Mental Health, 
   Department of Molecular Biology, Germany4) 
   ◯水野哲也1)、道川誠1)、中田誠2) Rong Wang3)Christian Haass4)、
   柳澤勝彦1)

			座長:玉岡 晃(筑波大学臨床医学系)

A-13. アルツハイマー病発症におけるDSer26含有βアミロイドの役割 
   三共(株)神経科学研究所
   ◯金子 勲、森本 潔、熊谷善弘、久保武一

A-14. アミロイドβ蛋白質(Aβ)脳内注入モデルにおける貪食細胞のAβ取り込みと
   細胞内プロセッシング
   都精神研
   ◯秋山治彦、近藤ひろみ、新井哲朗、丹野瑛子、羽賀千恵、池田研二

A-15. βアミロイドペプチドは脳内でどのように分解除去されるか?
   理研脳科学研究センター
   ◯西道隆臣


PM 0:15PM1:05  昼 食

PM0:20-PM1:00   評議会(穂高)

PM1:05PM 1:20  総 会

PM 1:20PM2:30  セッション3-Aβ

			座長:西道 隆臣(理研脳科学研究センター)

A-16. 各種アルツハイマー病脳におけるアミロイドβ蛋白分子種の検討
   筑波大神経内科1)、都精神研分子生物2)
   ◯玉岡 晃1)、石井一弘1,2)、宮武史子1)、庄司進一1)、森 啓2A-17. 加齢時の大脳皮質におけるSDS-stableアミロイドβ蛋白(Aβ)dimerの生成
   東大神経病理、科学技術振興事業団
   ◯山口三保、森島真帆、井原康夫

A-18. アミロイドβ蛋白(1-40)はp44/42MAP kinaseを介して転写因子CREBの
   serine-133のリン酸化を誘導する
   阪大加齢医学1)、愛媛大老年病2)
   ◯里 直行1)、紙野晃人1)、吉岩あおい1)、上田(西脇)由美子1)、
   畑中康子1)、満田憲昭1)、三木哲朗2)、荻原俊男1A-19. Aβ(25-35)はPKC、チロシンキナーゼを介してミクログリア70 KDa MARCKS
   をリン酸化する
   兵庫脳研1)、熊本大薬理2)
   ◯中井直通1)、谷向知1)、北条香織1)、谷口泰造1)、川又敏男1)、
   寺島明1)、宮本英七2)、山本秀章2)、田中千賀子1A-20. Aβ(25-35)はPKCδのチロシン残基をリン酸化しPKCδの活性を亢進させる
   兵庫脳研1)、神戸大バイオシグナル2)
   ◯谷向 知1)、中井真通1)、八木敬子2)、齋藤尚亮2)、保田 稔1)、
   谷口泰造1)、川又敏男1)、寺島 明1)、田中千賀子1A-21. Effect of phosphorylation on Aβ accumulation in the transfected 
   cell lines
   理研脳科学研究センター1)、Dept  Neurology & Medicine, UCLA School 
   of Medicine, USA2), The Salk Institute,USA3)
   ◯孫 小燕1)、村山美由紀1)、村山 洋1)、本多利幸1)、S. Frautsuchy2)、
   D. Schubert3)G. Cole 2)、高島明彦1PM2:30PM2:35  休 憩

PM2:35PM3:10  会長講演       座長:宮川 太平(熊本大学医学部)

アルツハイマー病研究の展望

会長:井原康夫(東大脳研病理)

PM3:10PM3:25  休 憩(コーヒーの用意があります)

PM3:25PM6:00  シンポジウム(S1

アポリポ蛋白Eとアルツハイマー病

オーガナイザー:柳澤勝彦(国立長寿研)、横山信治(名市大医学部)

S1-1. アポリポ蛋白Eの生化学:構造と機能
   横山信治(名市大医学部)

S1-2. アポリポ蛋白Eのアルツハイマー病発症における役割
S1-2(1)アミロイドβ蛋白(Aβ)との結合およびAβ重合促進
   松原悦朗(群大医学部)
S1-2(2)抗酸化作用
   宮田昌明(鹿児島大医学部)  
S1-2(3)コレステロール合成と神経細胞死
   道川 誠(国立長寿研)

S1-3. Pharmacogenic approach to the treatment of Alzheimer's disease: 
   a role for apolipoprotein E polymorphism
   Judes PoirierMcGill University, CanadaS1-4. Physiological roles of cholesterol and other lipids in neurons: 
   regulation of axonal growth
   Jean E. VanceUniversity of Alberta, CanadaPM6:00PM6:40  休 憩

PM6:40〜      懇親会 


B会場〉

AM9:0510:35  セッション1-画像/病理

			 座長:葛原 茂樹(三重大学医学部)

B-1. MRIによるアルツハイマー病の脳梁の萎縮と変性に関する検討
   東医大老年科1)、広島大三内2)
   ◯羽生春夫1)、井門ゆかり2)、中野正剛1)、浅野哲一1)、桜井博文1)、
   高崎 優1 
B-2. 家族性アルツハイマー病の画像所見について
   山形大精神神経科1)、同放射線科2)、日本社会事業大3)
   ◯川勝 忍1)、和田 正1)、奥山直行1)、大谷浩一1)、駒谷昭夫2)、
   十束支朗3B-3. アルツハイマー病の診断における99mTc-ECD123I-IMP SPECTの比較検討
   札医大神経精神医学1)、同放射線医学2)
   ◯齋藤 1)、中野倫仁1)、藤森研二2)、藤井 充1)、林秀一郎1)、
   林 和秀1)、佐々木信幸1)、深津 亮1B-4. 内嗅野皮質破壊が大脳皮質機能に与える影響-Rat-PETによる評価
   京大神経内科1)、京大脳病態生理学2)、滋賀成人病センター3)
   ◯林 拓也1)、福山秀直)、勝美幸則1)、長濱安弘2)、山内 浩3)

			座長:秋山治彦(東京都精神医学総合研究所)

B-5. アルツハイマー病脳におけるcdc2およびcdk4の発現と局在
   福岡大内科1)、福祉村病院2)
   ◯辻岡安美1)、高橋三津雄1)、坪井義夫1)、山本孝之2)、山田達夫1B-6. アルツハイマー型痴呆脳におけるアポトーシス関連蛋白質の免疫組織化学
   的検討
   弘前大病理第二
   ◯吉村教あき

B-7. Lysosomal degradation process of denaturated tau protein in neurons
   都精神研神経病理1)、都松沢病院精神科2)、都松沢病院検査科3)
   ◯池田研二1,2)、秋山治彦1)、新井哲朗1,2)、羽賀千恵1)、近藤ひろみ1)、
   松下正明1,2)、黒木規臣2,1)、新里和弘2,1)、入谷修司2,1)、土谷邦秋3,1B-8. 紀伊半島の筋萎縮性側索硬化症/パーキンソニズム・痴呆複合の臨床的・
   神経病理学的検討。Frontotemporal dementia with tauopathy1型か?
   三重大神経内科
   ◯葛原茂樹、小久保康昌、成田有吾、佐々木良元

AM10:35AM10:45 休憩

AM10:45PM 0:15  セッション2-病理

			座長:池田 研二 (東京都精神医学総合研究所)

B-9. Butyrylcholinesterase K variant と孤発性アルツハイマー病及びアルツハ
   イマー型神経病理変化との関連
   東医歯大神経内科1)、関東中央病院2)、浴風会病院内科3)、浴風会病院
   病理4),都精神研神経病理5)
   ◯袖山信幸1,2)、山田正仁1)、伊藤嘉憲3)、末松直美4)、松下正明5)、
   大友英一3)、水澤英洋1B-10. Advanced glycation end productsと脳の老化
   熊本大神経精神医学1)、同生化第二2)、菊池病院3)
   ◯木村武実1)、高松淳一3)、堀内正公2)、宮川太平1B-11. アルツハイマー型老年痴呆の大脳白質病変の検討
   島根医大精神科
   ◯妹尾晴夫、石野博志、稲垣卓司、飯島正明 

B-12. アルツハイマー型痴呆の病理像を伴ったハンチントン病の1剖検例
   都松沢病院検査科1)、都精神研神経病理2)、武蔵野日赤神経内科3)、
   医歯大神経内科4)、武蔵野日赤病理5)
   ◯土谷邦秋1,2,3)、石川欣也4)、羽賀千恵2)、塩津英俊5)、綿引定清3 
   水澤英洋4)、池田研二2)、松下正明2)

			座長:水澤英洋(東京医科歯科大学)

B-13. NACP/α-synuclein抗体を用いたパーキンソン病脳におけるglial 
   inclusionsの免疫組織化学的検討
   都精神研1)、都立松沢病院2)
   ◯新井哲明1)、上田健治1)、池田研二1)、秋山治彦1)、羽賀千恵1)、
   近藤ひろみ1)、土谷邦秋2)、入谷修司2)、新里和弘2)、黒木規臣2B-14. 百寿者の中枢神経の病理解剖所見
   愛知医大加齢医科学研1)、名古屋市厚生院内科2)、同病理3)
   ◯橋詰良夫1)、汪寅1)、吉田眞理1)、稲垣俊明2)、品川長夫2)、
   今井田克己3B-15. Alzheimer病におけるAdvanced glycation end productsの免疫組織学的検討
     特に細胞内顆粒の意義について
   札幌医大神経精神科1)、同微生物2)
   ◯佐々木信幸1)、深津 亮1)、続 佳代2)、林 和秀1)、吉田 拓1)、
   藤井暢弘2B-16. ヒト剖検脳におけるLRP(α2マクログロブリン受容体)の局在
   滋賀医大分子神経生物学研究センター1)、都精神研2)、兵庫脳研3)、
   ブリティッシュコロンビア大学4)
   ◯遠山郁夫1)、秋山治彦2)、川又敏男3)、木村 宏4) Patrick L. McGeer4)

PM 0:15PM1:05  昼 食

PM0:20-PM1:00   評議会(穂高)

PM1:05PM 1:20  総 会 (A 会場)

PM 1:20PM2:30     セッション3-レビー小体病

			   座長:岩坪  (東京大学薬学系研究科)

B-17. 123I-IMP SPECT脳血流画像を用いたレヴィー小体を伴う痴呆とアルツハイ
   マー病の鑑別診断
   兵庫脳研臨床・画像研究科
   ◯森 悦朗、石井一成、北垣 一、今村 徹、博野信次

B-18. 病理診断されたDiffuse Lewy body disease11例の臨床的検討---Dementia 
   with Lewy bodies 臨床診断基準を用いて--
   福祉村病院長寿医学研1)、横市大精神医学2)
   ◯池田智昭1)小阪憲司2)赤津裕康1)中畑秀樹1)山本孝之1B-19. 高齢発症のびまん性レビー小体病の臨床的特徴
   浴風会病院神経内科1)、同精神科2)、同病理科3)、東医歯大学神経内科4)
   ◯前田淳子1,4)、山田正仁3,4)、須貝佑一2)、伊藤嘉憲1,4)、末松直美3)、
   吉田亮一1)、大友英一1B-20. α-Synuclein gene mutation-孤発性パーキンソン病、アルツハイマー病、
   レビー小体病-における検討
   東北大老年・呼吸器1)、久里浜病院臨床研究部2)
   ◯松井敏史1)、樋口 進2)、荒井啓行1)、樋口真人1)、中川琢磨1)、
   岡村信行1)、田代 学1)、森川雄一1)、小坂陽一1)、松下幸生2)、
   佐々木英忠1B-21. Lewy小体をともなう痴呆(Dementia with Lewy bodies:DLB)における幻視と
   局所脳糖代謝との関係
   兵庫脳研
   ◯今村 徹、石井一成、博野信次、橋本 衛、谷向 知、数井裕光、
   埴原秋児、森 悦朗

B-22. アルツハイマー型痴呆およびびまん性レビー小体病脳におけるcdk5の局在
   横市大精神医学
   ◯高橋 恵、井関栄三、小阪憲司


●第2日目●  102日(金)

〈A会場〉

AM9:00AM10:40 セッション4-Tau

			座長:石黒 幸一(三菱化学生命科学研究所)

A-22. PI3Kのインヒビターによるタウ蛋白リン酸化の変化について
   阪大精神医学
   ◯辻尾一郎、田中稔久、工藤 喬、中村 祐、武田雅俊

A-23. プロテインキナーゼBの影響によるタウ蛋白脱リン酸化
   阪大精神医学
   ◯田中稔久、辻尾一郎、工藤 喬、武田雅俊

A-24. PKNによるタウ蛋白のリン酸化とその意義
   兵庫脳研1)、神戸大生物学2)
   ◯谷口泰造1)、川又敏男1)、向井秀幸2)、北川道憲2)、中井真通1)、
   寺島 明1)、保田 稔1)、谷向 知1)、長谷川浩志1)、小野功貴2)、
   田中千賀子1A-25. アルツハイマー神経原線維変化には蛋白リン酸化酵素PKNと脱リン酸化酵素
   カルシニュ-リンが共存する
   兵庫脳研1)、神戸大生物学2)
   ◯川又敏男1)、谷口泰造1)、向井秀幸2)、北川道憲2)、橋本健志1)、
   長谷川浩志1)、中井真通1)、寺島 明1)、保田 稔1)、谷向 知1)、
   小野功貴2)、田中千賀子1)

A-26. アルツハイマー病神経原線維変化におけるPHF tauとアルミニウムの結合
   東北大病態神経学
   ◯辛 龍雲、村山晴喜、北本哲之

			座長:武田 雅俊(大阪大学医学部)

A-27. 皮質基底核変性症と進行性核上性麻痺における髄液中タウ蛋白の検討
   鳥取大脳神経内科1)、東北大老人科2)、群大神経内科3)、山口大神経
   内科4)、鳥取赤十字病院神経内科5)
   ◯浦上克哉1)、森 昌忠1)、和田健二1)、古和久典1)、竹島多賀夫1)、
   中島健二1)、荒井啓行2)、佐々木英忠2)、金井光康3)、東海林幹夫3)、
   池本 香4)、森松光紀4)、日笠親績5A-28. 脳脊髄液中のリン酸化タウの検出と性質
   三菱化学生命研1)、三菱化学医薬診断2)、東北大医学部3)鳥取大医学部4)、
   群大医学部5)
   ◯石黒幸一1)、大野英人2)、荒井啓行3)、朴正美1)、杜山理子2)、
   土屋玲子1)、浦上克哉4)、山口晴保5)、神野英毅2)、中島健二4)、
   佐々木英忠3)、今堀和友1A-29. FTD 近縁疾患におけるリン酸化 tau の発現性
   菊池病院臨床研究部1)、熊本大神経精神科2)、下総療養所3)、都精神研
   神経病理4)、 宮崎医大精神科5)
   ◯高松淳一1)、木村武実2)、織田辰郎3)、池田研二4)、三山吉夫5A-30. Tau 遺伝子に変異を認めた家族性初老期痴呆の一家系
   島根医大精神科1)、精神・神経センター2)、Geriatric Research 
   Education Clinical Center, Veterans Affairs Puget Sound Health Care 
   System, Seattle Division3)、Department of Pathology and Laboratory 
   Medicine, University of Pennsylvania School of Medicine4)、
   渡辺病院5)、鳥取大精神科6)
   ◯飯島正明1)、田平 武2)、GD Schellenberg3 P Poorkaj3 
   JQ Trojanowski4 VMY  Lee4)、ML  Schmidt 4)、松本貴久1)、
   妹尾晴夫1)、稲垣卓司1)山下陽三5)吉岡伸一6)、石野博志1AM10:40AM10:50  休憩

AM10:50PM 0:30   セッション5-遺伝

			座長:三木哲郎(愛媛大学医学部)

A-31. 紀伊半島の筋萎縮性側索硬化症とパーキンソニズム痴呆複合のタウ遺伝子解析
   三重大神経内科
   ◯佐々木良元、伊藤伸朗、葛原茂樹

A-32. 非痴呆高齢者の海馬における神経原線維変化形成に関わる遺伝的因子
   東京医歯大神経内科1)、浴風会病院2)、都精神研3)
   ◯山田正仁1)、袖山信幸1)、伊藤嘉憲2)、末松直美2)、大友英一2)、
   松下正明3)、水澤英洋1A-33. Presenilin-1のコドン123に新しいpoint mutationを認めた早発性アルツハ
   イマー病の一家系
   兵庫脳研1)、神戸大精神科2)、阪大精神科3)
   ◯保田稔1)、橋本衛1)、山本泰司1,2)、池尻義隆1,3)、谷向 知1)、
   川又敏男1)、前田潔1,2)、田中千賀子1A-34. SSCP法を用いたNotch3遺伝子の変異解析
   精神・神経センター1)、現垂水中央病院神経内科2),熊本大神経内科3)
   ◯上村光平1,2)、高橋慶吉1)、小鳥居聡1)、宇山英一郎3)、
   徳永 誠3)、内野 誠3)、田平 武1A-35. マイクロサテライト多型を用いたCYP2D6遺伝子の検討--レビー小体病との関連
   京大化研1)、カリフォルニア大学サンディエゴ校神経科学部門2)
   ◯田中静吾1)間藤尚美1)、T.Williams1 E.Masliah2)上田國寛1)

			座長:田中静吾(京都大学化学研究所)

A-36. 痴呆性疾患におけるエストロゲン受容体遺伝子多型の検討
   鳥取大脳神経内科
   ◯和田健二、浦上克哉、紀 勇、足立芳樹、中島健二

A-37. 男性アルツハイマー病患者の血中エストラジオール値とエストロゲン受容体
   遺伝子多型
   自治医大大宮医療センター神経内科1)、東大加齢医学2)
   ◯大塚美恵子1)、植木 彰1)、難波吉雄2A-38. 脳血管性痴呆における動脈硬化関連遺伝子の多型性の検討
   鳥取大脳神経内科
   ◯古和久典、浦上克哉、和田健二、紀 勇、足立芳樹、中島健二

A-39. アルツハイマー病とパーキンソン病における N-アセチル転移酵素遺伝子
   多型の検討
   鳥取大脳神経内科
   ◯紀 勇、浦上克哉、古和久典、池田和幸、足立芳樹、中島健二

PM0:30PM 1:20   昼 食

PM 1:20PM 2:05  セッション6-遺伝 /ApoE

			座長:道川誠(国立長寿医療研究センター)

A-40. LRP(LDL receptor-related protein)の遺伝子多型とアルツハイマー病との
   関連
   阪大加齢医学1)、愛媛大老年病2)、弘済院附属病院3)、関西福祉大4)
   ◯畑中康子1)、満田憲昭1)、吉岩あおい1)、紙野晃人1)、上田由美子1)、
   里 直行1)、山本秀樹3)、小林敏子4)、三木哲郎2)、荻原俊男1A-41. Alzheimer病における中枢アセチルコリン受容体と痴呆の重症度およびアポ
   蛋白E遺伝子型との関係---受容体 PET 研究
   東北大老年・呼吸器病態
   ◯樋口真人、荒井啓行、岡村信行、松井敏史、佐々木英忠

A-42. 石灰沈着を伴うびまん性神経原線維変化病(Diffuse Neurofibrillary 
   Tangles with Calcification:DNTC)APOE 遺伝子多型についての検討
   岡山大精神科神経科
   ◯武久 康、石津秀樹、田中有史、寺田整司、田辺康之、原口 俊、
   氏家 寛、黒田重利

A-43. ApoEおよびトランスフェリン遺伝子から観た遅発性AD患者の鉄剤の効果
   兵庫尼崎病院精神科1)、東大神経病理2)
   ◯今川正樹1)、行方和彦2PM 2:05PM 2:10   休 憩

PM 2:10PM 4:05  シンポジウム(S2

アルツハイマー病の危険因子

オーガナイザー:植木 彰(自治医大大宮医療センター神経内科)

S2-1.アルツハイマー病リスクファクター
   朝田 隆(精神・神経センター武蔵病院)

S2-2.アルツハイマー病の臨床症状促進・抑制因子-SPECTの経過ならびに臨床経過
   を修飾する因子-
   宇野正威(精神・神経センター武蔵病院)

S2-3.アルツハイマー病の危険因子としての脳動脈硬化、および脳血管性痴呆と
   の関連
   宇高不可思(住友病院神経内科)

S2-4.栄養に関する疾病誘発要因と代謝栄養管理-Nutrition Risk Factor and 
   Metabolic Nutrition Care-
   細谷憲政(日本健康・栄養食品協会)

S2-5.アルツハイマー病患者の食行動異常ならびに栄養成分の特徴
   植木 彰(自治医大大宮医療センター神経内科)


PM 4:05PM 4:20   休 憩(コーヒーの用意があります)

PM 4:20PM 6:50  シンポジウム(S3

A new perspective of tau in studies on Alzheimer's disease and related
disorders

オーガナイザー:森 啓(大阪市大脳神経系)

S3-1. Dual function of tau protein kinase in amyloid-β induced neuronal 
   dysfunction
   M. Hoshi (Mitsubishi Kasei Institute of Life Sciences)

S3-2. Cerebrospinal fluid tau protein in the diagnosis of dementia
   H. Arai (Department of Geriatric Medicine, Tohoku University)

S3-3. Chloroquine myopathy suggests that tau is degraded in lysosomes 
   in muscle
   F. Oyama (Department of Neuropathology,  University of Tokyo)

S3-4. Molecular anatomy of tau inclusions with antibodies that specifically 
   recognize tau isoforms
   S. Arakawa, H. Mori (Department of Molecular Biology, Tokyo Institute 
   of Psychiatry)

S3-5. Familial tauopathy linked to chromosome 17
   L.A. Reed (Department of Pathology and Laboratory of Medicine, 
   University of Pennsylvania, USA)

S3-6. tau 遺伝子 exon 10 に変異を認め、多数の tau 陽性神経原線維変化と
   グリア内封入体を来した家族性初老期痴呆の一家系
   飯島正明(島根医大精神科)、田平  武(精神神経センター)

S3-7. Intraneuronal filamentous deposits in Alzheimer's disease and other 
   dementing disorders
   M. Goedert (MRC Laboratory of Molecular Biology, UK)

閉会の辞	会長 井原康夫(東京大学医学系研究科)


B会場〉

AM 9:00AM10:40  セッション 4- 臨床

			   座長:荒井 啓行(東北大学医学部)

B-23. 前頭葉と側頭葉の萎縮がみられた筋萎縮性側索硬化症長期生存の一症例:
   他の長期生存例との比較検討
   南岡山病院臨床研究部神経内科1)、南岡山病院臨床研究部放射線科2)
   ◯佐藤圭子1)、神崎典子2)、難波玲子1)、早原敏之1B-24. 老人性痴呆に対するアート・セラピーの有効性について---1年以上治療した
   患者の治療結果--
   大宮医師会市民病院脳神経外科
   ◯木村 伸

B-25. 進行性核上性麻痺(PSP)における前頭葉徴候と大脳皮質病変
   愛知医大加齢医科学研
   ◯吉田眞理、橋詰良夫

B-26. 治らい薬の抗痴呆効果に関する検討
   順大精神神経科1)、多摩全生園2)、精神・神経センター武蔵病院3)
   ◯木村道宏1,3)、足立直人2)、小関正倫2)、朝田 隆3)、新井平伊1)

			  座長: 深津 亮(札幌医科大学医学部)

B-27. 構音障害をもち自己音声を否認した一症例
   西東京警察病院精神科
   ◯中村 豊

B-28. アルツハイマー病と誤嚥性肺炎
   東北大老人科
   ◯佐藤琢磨、和田秀樹、荒井啓行、関沢清久、佐々木英忠

B-29. 痴呆患者における誤嚥性肺炎の診断と治療
   三和病院老年科
   ◯清原龍夫

B-30. 軽度痴呆患者に対するROを中心とした外来リハビリの効果
   滋賀県立成人病センター老年神経内科
   ◯奥村由美子、藤本直規、成田 実

B-31. Neuroacanthocytosisの精神症状および神経心理学的所見について
   愛媛大神経精神医学
   ◯繁信和恵、池田 学、小森憲次郎、立花直子、佐野 輝、田辺敬貴

AM10:40AM10:50  休 憩

AM10:50PM 0:30  セッション5-その他

			  座長:浦上 克哉(鳥取大学医学部)

B-32. 加齢に伴う脳内Bcl-2ファミリー及びカスパーゼ蛋白質の変動
   京大臨床神経学1)、京都薬科大薬学部衛生化学2)
   ◯下濱 俊1)、本多和弘1)、藤本貞毅2B-33. α1-アンチキモトリプシン遺伝子多型はアルツハイマー病の危険因子か?
   東北大老人科1)、久里浜病院精神科2)、慶應大精神科3)
   ◯森川雄一1)、荒井啓行1)、松井敏史1)、佐々木英忠1)、樋口進2)、
   松下幸生2)、村松太郎3B-34. アルツハイマー型老年期痴呆患者における動脈硬化危険因子---血清脂質、
   脂質過酸化、ホモシステイン濃度の検討
   慶應大老年科1)、同精神神経科2)、江戸川病院神経内科3)
   ◯新井康通1)、広瀬信義1)、山村 憲1)、川村昌嗣1)、鹿島晴雄2)、
   加藤正弘3B-35. アルツハイマー病海馬におけるGABAA受容体βサブユニットの検討
   筑波大精神神経科1)、Neuroscience Research Center, Allengheny Univ. 
   of  Health  Sciences2)
   ◯水上勝義1)、M.D. Ikonomovic2)D.M. Armstrong2)、白石博康1  座長:下濱 俊(京都大学医学部)

B-36. 5-HTによる皮質ACh分泌における5-HT2A受容体と5-HT3受容体との連関
   山口大保健管理センター1)、同神経精神医学2)
   ◯平野 均1)、松田芳人2)、平田牧三1B-37. アルツハイマー病における髄液中アミロイドβ蛋白と脳局所糖代謝の関連性
   東北大老年・呼吸器病態
   ◯岡村信行、荒井啓行、中川琢磨、樋口真人、松井敏史、森川雄一、
   佐々木英忠

B-38. APP 及び PS の細胞内処理過程に与えるクロロキンの影響	
   札医大神経精神科1)、同微生物2)
   ◯吉田 拓1)、深津 亮1)、続 佳代2)、林 和秀1)、佐々木信幸1)、
   藤井暢弘2B-39. Phosphorylated collapsin response mediator protein-2(CRMP-2) is 
   associated with neurofibrillary tangles
   Department of Neuropathology,  University of Tokyo
   ◯Yongjun GuHirotaka YoshidaYasuo Ihara

B-40. アルツハイマー病におけるレプチンの変動
   名大老年科1)、福祉村病院2)
   ◯小川 修1)、三浦久幸1)、赤津裕康2)、上田 宗1)、玉谷典華1)、
   中畑英樹2)、梅垣宏行1)、伊苅弘之1)、山本孝之2)、井口昭久1PM 0:30PM 1:20  昼 食

PM 1:20PM 2:05     セッション6 - 動物モデル

			 座長:辛 龍雲(東北大学医学部)

B-41. ラット脳におけるイボテン酸注入後のPS1 mRNAの誘導について
   阪大精神医学
   ◯谷向 仁、工藤 喬、武田雅俊

B-42. プレセニリン1遺伝子導入高齢マウスにおける脳組織の変化
   精神・神経センター1)、中外製薬(株)創薬第一研究所2)
   ◯崔得華1)、棚橋浩1)、小沢和春2)、城谷圭朗1)、井上治久1)、
   荒木 亘1)、高橋慶吉1)、田平 武1B-43. 変異型 presenilin 2 トランスジェニックマウス脳内での加齢に伴うAβ42
   産生の増加
   東大神経病理1)、実験動物中央研究所2)、東大薬学系研究科臨床薬学3)、
   国立生理研神経化学4)、理研脳科学研究センター5)、東海大病理学6)、
   CREST7)
   ◯澤村直哉1)、小山文隆1)、小林喜美男2)、森島真帆1)、倉持隆司2)
   伊藤守2)、富田泰輔3)、丸山 啓4)、西道隆臣5)、岩坪威3)、
   上山義人2,6)、井原康夫1,7B-44. Presenilin1/βAPP double mutantトランスジェニックマウスの病理学的解析
    東大薬学系研究科臨床薬学1)、理研脳科学研究センター2)
   ◯竹内文乃1)、西道隆臣2)、岩坪 威1